あわてずに【電子入札システム新方式(脱JABA)への切り替え】

かながわ電子入札システムが新方式に切り替わります。(令和2年5月7日予定)

ご利用されている事業所様におかれては関係各所からの通知でご存知のこととは思います。

これは、電子入札コアシステムを利用している発注機関において、令和2年9月末までの間に、新方式(脱JAVA)コアシステムを利用した新システムへ移行するためです。(詳細はかながわ電子入札共同システムホームページでご確認ください。)

というわけで、かながわ電子入札システムでは、新方式対応の設定作業を行わないと、令和2年5月7日以降の新方式に切り替わった電子入札システムを利用することができません。しかし、慌てないでください。

利用する電子入札用ICカード発行元の認証局から順次アナウンスされる予定ですが、その一つ日本電子認証(AOSign)では、対象のICカード用プログラムがインストールされているパソコンで、同プログラムを最新のバージョンに更新することで、新方式に必要なアプリケーションがインストールされます。バージョンアップは、該当パソコンを起動したときに表示されるお知らせ画面に従って行えばOKです。

なお、Windows7は新方式に対応していなそうなので、事前に、Windows10または8.1搭載のパソコンに改めてプログラムを新規インストールする必要がありますのでご注意。

ただし、これらは、かながわ電子入札システム新方式切り替えについてです。他の発注機関については対応時期などが異なり、旧アプリケーションをまだ必要とする可能性が高いので、旧アプリケーションは削除しないのが安全です。(旧を削除しなくても新の設定が可能です)

以上、落ち着いて対処できますので、焦らないでくださいね。


話は変わりますが、内容は入札に全く関係ないながら、建設に関係する映画『前田建設ファンタジー営業部』が公開中です。言うまでもなく実在の建設会社です。50代付近のオヤジジェネレーションには懐かしいアニメ『マジンガーZ』中の格納庫(水が割れてマジンガーがそこから出てくるやつ)を、実際に設計してしまおうという、実話をもとにしたフィクションです。

主人公たちの情熱ー!や、懸ける想いー!はひとまず置いておいて、お仕事チックな目で見ると…、ある意味「笑っちゃうような」企画が実現できるのは、やはり、大企業という環境、チームワーク、そして、組織内での(または外部に対しても)調整力によるものだと。映画でも根回し場面が出てきますが、これをうまくやらないとそもそもスタートができないです。

同じく、公開中の映画『フォードvsフェラーリ』も実話に基づく話で、米国自動車会社フォードが、伊フェラーリに対抗して、ル・マン24時間レース参戦をするという人間模様ですが、やはり、現場が企業内の阻害要因に苦悩する場面がでてきます。ただ、もう、どうしようもなくなったとき、経営トップへ直接、しかも大胆な方法を仕掛けてしまうという、日本の慎重な根回しとは少々違うスタイルが描かれています。

大きな企画やプロジェクト、はたまた請負仕事もそうでしょう、それらを円滑に完成までもっていくには、周囲を納得させ、願わくばうまく巻き込めるかが「キモ」になるのは、日米(いや、どこでも)共通でございますね。

電話受付時間:平日9時~18時
045-810-0021